タイトルの通りです。僕は4年間、実は打ち子をやっていました。厳密に言うとやってましたね。ただ、日当をもらって指示通りに打つ普通の打ち子とは全然違います。この話ができるのは多分僕しかいないので、順を追って書きます。

打ち子と言っても、雇われる側じゃなかった

普通の打ち子のイメージって、親分やリーダーからお金をもらって、指示通りに打って生活する感じだと思うんですよ。僕は違って、ノリ打ちに近かったですね。しかも「お金が欲しいから雇ってください」と僕が頼むんじゃなくて、逆に僕のところに話が来るんです。

当時は夏目五郎という名前でパチスロで勝ってるというのが知られていたので、僕がいれば人を呼べる。その知名度が武器でした。じゃあ普通に人を集めて打ち子を使って稼ぐかというと、それは違うなと思ったんですよ。自分が人を雇って代打ちで打たせるのは、もうずっと前にやったことがあって、どんな結果になるかを知っていた。何か新しいことをやらないとダメだと思ったんですね。

プロに「人件費ゼロ」を、生徒に「感動」を

最初にやったのは、派遣会社みたいなことです。

僕はコンサル生を募集していました。パチスロを教えますとなった時に、僕が一人で教えることもできたんですけど、それだと限界があるんですよ。ちょっと勝ってる人が僕と打ちに行っても「まぁこんなもんか」で終わる。せっかく学びに来てくれたなら、感動させてあげたかったんですよね。

これは僕自身が高額なセミナーで学んだことなんですけど、大事なのは知識じゃなくて経験・体験・感動なんですよ。ディズニーランドみたいなイメージです。知識を渡すんじゃなくて、変化を体験させる。

でも僕は顔が割れてて派手なことができない。そこで、パチンコやスロットで生計を立てているプロの人たちに交渉に行くわけです。「生徒さんを何十人か呼べるんですけど、どうですか」と。プロ側は人件費ゼロで稼働の頭数が手に入る。生徒さんは、プロの技術のおかげで全員が高設定に座れる。自分では一生できない経験を1日でできる。僕はそこで生徒さんから紹介料をもらう。プロも得する、生徒も得する、僕も得する。全員得なんですよ。

「生徒がかわいそうじゃないか」と思う人もいると思います。僕はかわいそうではないと思います。何年打っても経験できないことを、たった1日で体験できるんですから。実際、僕のコンサルを受けた人で、自分で軍団を作って稼げるようになった人もいます。結果的に僕はこれをやってよかったと思っています。

本の出版費用も、グランドオープン合宿で作った

本を出した時は、出版にけっこうお金が必要でした。その時は合宿みたいな形で、グランドオープンの店を初日から攻略する様子を、戦略ごと全部生徒さんに見せながら毎日通いました。生徒さんは普通なら絶対見られないものを見られる。プロたちは利益がめちゃくちゃ出る。僕は出版費用を貯められる。ここでも全員得です。

YouTubeの実践動画の種明かし

ついでに言うと、僕のYouTubeの実践動画も、一人でやってるように見せて、いろんな人に協力してもらってました。毎回高設定に座れてたのは、周りの協力のおかげです。

なんで協力してくれるかというと、僕は「お金はいらないから撮らせてくれ」と交渉してたからです。相手は人件費が浮く、僕はいい撮れ高が手に入る。ここでもお互い得なんですよ。こう話すと「なんだ、興ざめだな」と思うかもしれないですけど、この動画を上げて僕の名前や過去の動画の価値が下がってもいいと思ってます。僕はもうパチンコやスロットで生計を立てていないし、それ以上に、この構造の話は今からお金を稼ごうとしている人にすぐ役立つと思ったからです。

タダで打つのは、タダじゃない

普通に考えたら「1日タダで打ち子をします」なんてありえないじゃないですか。でも僕は今でもそれができます。その代わり、自分が有利になる交渉条件を付けるんです。

実際にあった話で、投資の方では協力者の証券口座が必要になる場面があるんですよ。そういう時に「1日タダで打ちますよ。その代わり口座の件、手伝ってもらえませんか」とやる。パチスロの労働力と、ビジネスで必要な協力を交換する。本来結びつかないものを組み合わせるのが、多分僕の長所なんですよね。普通の人だったらやらないよねということを無理やり作り上げるのが得意だったから、ビジネスもここまでできるようになったのかなと思います。

4年間、ただパチンコとスロットを打ってるように見えて、裏ではこういうことをやってました。今ビジネスや投資で生計を立てられているのは、「全員が得する形」を考え続けたからです。最終的に、僕は一番得しなくていいや、という考え方がこれで身に付きました。これからやってみたい人は、みんなが得する形を話し合えるところから試してみると、新しい世界が見えてくるんじゃないかなと思います。

この記事に書いたことへの質問

Q. 本当に打ち子をしてたの?
A. 厳密に言うとやってました。ただし日当をもらう打ち子じゃなくて、ノリ打ちに近い形で、僕の知名度とプロの技術と生徒さんの学びを交換する仕組みを自分で作っていました。

Q. なぜタダで打てるの?
A. お金の代わりに、自分が有利になる条件で交渉するからです。労働力を、ビジネスに必要な協力や撮れ高と交換していました。タダに見えて等価交換です。

Q. 生徒からお金を取るのは搾取では?
A. 僕はそう思いません。何年打っても経験できない「プロの軍団で高設定に座る」体験を1日でできるからです。実際にそこから軍団を作って稼げるようになった人もいます。

Q. この経験は何の役に立った?
A. 全員が得する構造を作る力です。知識より感動を渡すこと、異業種を組み合わせること。今のビジネスと投資は全部この延長線上にあります。

続きは動画で話しています → 夏目五郎のYouTubeチャンネル

https://youtu.be/ZWf-x3siU10