計算式は一つだけです。投入枚数(3枚×回転数)に機械割を掛けて、投入枚数との差分を出す。バジリスク絆の設定6なら8000ゲームで4,608枚、等価で92,160円のプラス。逆に設定1を打っても損失は12,960円です。これさえ覚えれば高設定狙いの給料明細が読めるようになります。

この記事の要約

  • 高設定狙いに「正解がない」は嘘。勝ち続ける人がいる以上、方法は必ず存在する
  • 期待値は機械割から計算できる。式は「3枚×回転数×機械割 − 投入枚数」
  • 絆の設定6を8000ゲーム回すと+4,608枚(92,160円)、設定1でも−648枚(−12,960円)
  • 設定を外したときの損失は思っているよりずっと小さい
  • 設定がわからない台は設定1として計算する。根拠なく上の設定で見積もらない
  • 期待値はあなたの給料明細。計算しないのは自分の給料を知らないのと同じ

「高設定狙いに正解はない」への反論

高設定狙いにそもそも正しい・正解といった言葉はない、と言われてきました。でも僕はこう考えます。正解がないのなら、なぜ勝ち続ける人間とそうでない人間に分かれるのか。

実際に設定狙いで稼げる人もいれば勝てない人もいるわけですよ。稼ぎ続けることができる人間が存在するということは、そこには必ず方法やノウハウが存在するからです。長期的に見て、より効率よく収支が上がる方法は必ずあります。

ハイエナと高設定狙いの期待値は何が違うのか

基本的な考え方はどちらも同じです。違うのは「期待値が打つ前から見えているかどうか」だけです。

ハイエナ(ゲーム数狙い)高設定狙い
期待値の見え方打つ前から目に見えている打ってみないと確定しない
1日の期待値がマイナスになるか確率的にほぼない設定を外せばマイナスになる
期待値の調べ方機種名+期待値で検索すれば出る機械割から自分で計算する
リターン安定するが小さい外すリスクの分、大きい

高設定狙いは的中率を100%にすることがほぼ不可能です。店から設定を教えてもらってるサクラでもない限り、どんなプロでも絶対に設定1を打ってしまうんですよ。事実、僕も設定を狙って設定1を打ってしまうことがいまだにあります。誰でもあることなんです。

ただ、ここで心配する必要はありません。次の計算を見てください。

期待値の計算式: 機械割を使う

設定狙いの期待値は、ネットに載っている「機械割」で算出します。バジリスク絆の設定6の機械割は119.2%です。これを8000ゲーム回した場合で計算します。

1. 投入枚数を出す: 1ゲーム3枚がけなので 3枚 × 8000ゲーム = 24,000枚
2. 機械割を掛ける: 24,000枚 × 1.192 = 28,608枚(戻ってくる枚数)
3. 差分を出す: 28,608枚 − 24,000枚 = +4,608枚

等価交換(1枚20円)なら、4,608枚 × 20円 = 92,160円。設定6を8000ゲーム回すと、理論上これだけ増えるということです。

この式は回転数さえ把握できていれば全部応用できます。もし4000ゲームしか回せなかったら、だいたい半分の4万6,000円。設定4を狙うときも、機械割を差し替えるだけです。

設定1を打ってしまったときの損失

続いて、設定を外して設定1を8000ゲーム回してしまった場合です。設定1の機械割は97.3%です。

  • 投入: 3枚 × 8000 = 24,000枚
  • 戻り: 24,000枚 × 0.973 = 23,352枚
  • 差分: −648枚 = 等価で −12,960円

どうでしょうか。少なく感じませんか。「設定1を1日打ったら5万も6万も負けそう」というイメージがあると思うんですけど、期待値で見ればこれくらいなんですよね。

しかも、設定1を8000〜10000ゲームも回しきる人はほとんどいません。低設定っぽいと思えば夕方にはやめるでしょう。そうすれば期待値のマイナスは半額です。半日打って−6,000円なら、夕方からハイエナで6,000円分の期待値を稼げば、その日の期待値はプラマイゼロで終われます。設定狙いで低設定を打つことは、実はそこまで痛いことではないんです。この考え方は必ず頭に叩き込んでください。

設定がわからない台はどう計算するか

打った台の設定が結局わからなかった、というのは設定狙いでは日常です。ルールは2つです。

外して低設定だと思う台は、設定1として計算する。 「設定3だと思ってたけど4っぽかった」とか言っちゃう人がいますけど、僕は設定1として計算します。その考え方が絶対正しいです。今のパチンコ屋は設定1の比率が高いですから。

高設定っぽいが4か6かわからない台は、割合で計算する。 自分の中で設定4が50%、設定6が50%だと思って絆を打ったなら、設定4の機械割106.6%と設定6の119.2%を半々で見積もって、平均112.9%くらいのことをしたと計算する。勝手な憶測や大した根拠もないのに「多分設定4ありそう」で上振れさせるのはダメです。例外的に、偶数示唆が複数重なったなど条件が揃った場合だけ、設定2などで計算していいですね。

期待値はあなたの給料明細

私はこの計算方法で10年近く期待値を計算し続けましたが、実際に稼いだ収入がこの計算で見積もった収入を下回ったことはないですし、大きくかけ離れたこともありません。

スロットで勝つためには期待値が全てです。期待値があなたの給料明細だと思ってください。期待値を把握していないということは、自分の給料がいくらなのかを把握していないのと同じことなんですよ。「いくら稼いでるんですか」と聞かれて「わからない」と答えているのと同じです。

計算がわかりにくいから、面倒くさいからと計算しない人がたくさんいますが、必ず計算するようにしましょう。期待値を把握することでモチベーションの維持につながるし、立ち回りを見直すきっかけにもなります。自分のダメな部分にも気づけます。これは絶対にやってください。

記事内Q&A

Q. 設定を外すのが怖くて高設定狙いに踏み出せません。
A. 数字で見れば怖くないですよ。絆の設定1を8000ゲーム回しても期待値の損失は12,960円。半日でやめれば約6,000円です。その分は夕方のハイエナで取り返せる額なので、外すことを恐れて挑戦しない方が損だと僕は思いますね。

Q. 機械割ってどこで調べるんですか?
A. ネットに載っています。ハイエナの期待値が「機種名+期待値」で検索できるのと同じで、機械割も機種名で調べれば設定ごとに出てきます。あとは3枚×回転数×機械割で戻り枚数を出して、投入枚数を引くだけです。

Q. 打った台が結局何だったかわからないときは?
A. 低設定っぽかったら設定1として計算してください。高設定っぽくて4か6か迷うなら、自分の見立ての割合で機械割を平均します。根拠なく上の設定で計算するのだけはダメです。期待値は盛った瞬間に給料明細じゃなくなりますから。