この記事は2022年1月27日に投稿した動画をもとにしています。5号機時代を年ごとに振り返るシリーズの、2009年の回です。
2009年を一言で言うと、揉めた年です。忍魂を打ち込んで、地域の専業とノリ打ちして、揉めて、最後は飛び蹴りまで食らいました。でもその隣に、後の師匠がいたんですよ。
この記事の要約
- 2009年は悪魔城ドラキュラ初代や緑ドン初代など、アニメ・特撮系の新台が大量に出た年
- 忍魂の高設定確定演出を実際に体験。当時は確定演出自体が珍しく、がっついて見る人も少なかった
- 幼なじみとのノリ打ちは問題ないのに、地域の専業と組むと必ず揉めた
- 揉める原因は、期待値の考え方とやめ時の判断が人によって違うこと
- 飛び蹴りを食らった現場の隣で笑ってた人が、その後長く付き合う師匠になった
確定演出が「珍しかった」時代
2009年は新台がたくさん入った年でした。悪魔城ドラキュラの初代、宇宙刑事ギャバン、緑ドンの初代とか、アニメ・特撮系の機種がめっちゃ来たんですよ。
で、この年に僕は忍魂の挙動を実際に体験してるんですね。忍魂には高設定の根拠になる確定演出があったんですけど、ここが今と全然違うところで、当時は高設定確定演出っていうもの自体が珍しかったんです。僕がわかる範囲だと、シャドウハーツ2と忍魂ぐらいしかなかった。今でこそ当たり前の機能ですけど、当時はみんながっついて見てるって状況じゃなかったんですよ。
だから逆に、ちゃんと見てる側には価値があった。下見は疲れるからほどほどでしたけど、ビッグ回数は毎回見てて、友達の台に乗っかってる時も全部打たずに後ろからデータ収集みたいなことをしてました。もちろんそういう慎重なやり方はどんどん周りにも広がっていくんですけどね。
あと僕、負けた記憶より出た方の記憶を覚えてるんですよ。忍魂を並べて打った日のことは、勝った方の景色で残ってます。
幼なじみとは揉めない。専業とは揉める
この頃、幼なじみとノリ打ちを始めてたんです。これは全然問題なかった。気が合うし、どちらかというと僕の指示で動いてくれるから、判断がぶれないんですよ。
問題は、地域に出没するようになった専業・兼業と組んだ時です。「今日は一緒にやらない?」みたいな誘いが結構あって、僕も乗ってたんですけど、これがまあ揉める。パッと思い出せるだけで何回も揉めてます。
例えば、朝から確実に取りたいタイプの年上の人。期待値が下がってもいいから確実に、っていう考え方の人で、パチンコの潜伏狙いは一緒にやれるんですけど、僕はスロットをやりたい。そうすると「やめる・やめない」の判断が毎回合わなくて、めちゃくちゃ面倒くさかったです。
別の常連さんとは、ハマってる島への入り方でブチギレられて、それから口をきいてもらえなくなりました。その人の彼女さんは数少ない話せる人で仲良くしてたんですけど、それも全部終わりです。
要は、ノリ打ちって「どの台を、いつまで打って、いつやめるか」の判断基準を共有できてないと必ず壊れるんですよ。幼なじみと揉めなかったのは仲がいいからじゃなくて、判断する人間が一人だったからだと今は思いますね。
飛び蹴りと、師匠との出会い
一番覚えてるのがこれです。チームで狙い台を決める場面で、メンバーの意見が割れたんですよ。みんなの推す根拠と、頑固な年上メンバーのこだわりがぶつかって、口論になって、最終的に僕は飛び蹴りを食らいました。「俺に逆らったらどうなるかわかってんだろうな」って凄まれて、僕は喧嘩する気もないんで距離を置いて、台の見直しに戻ったんですけど。
で、その騒ぎの隣で、ずっと笑ってる人がいたんですよ。「それで蹴られたなら、まぁ悪くないよ」みたいなことを言って、「俺なんて今日競馬で大負けしたわ」って。なんだこの人、よくわかんないけど面白いなって。
その人が、後に僕が結構影響を受ける、師匠って呼んでる人です。実はもっと前から顔は知ってた人だったんですけど、ちゃんと話したのはこの飛び蹴りの日なんですよね。最悪の揉め事の現場が、一番大事な出会いの場所だったっていう。
他にもガックンチェックしてたら知らない爺さんにブチギレられたりとか、とにかく2009年は揉めてる印象の年です。でも人と組んで揉めるたびに、「誰と組むか」「判断基準を揃えられるか」がどれだけ大事かを体で覚えていった年でもありました。揉めた相手のことはあだ名しか知らないままですけど、あの経験は全部その後のチーム運営に生きてます。
記事内Q&A
Q. ノリ打ちで揉めないコツはありますか?
A. 判断する人を一人に決めることです。僕が幼なじみと揉めなかったのは、僕の指示で動く形ができてたから。台選びとやめ時の基準がバラバラのまま組むと、腕があっても必ず揉めますよ。
Q. 期待値の考え方が違う人と組むのはダメですか?
A. やめた方がいいですね。朝から確実に取りたい人と、期待値の最大化を狙いたい僕とでは、同じ台を見ても結論が変わるんですよ。どっちが正しいかじゃなくて、基準が違う人と組むと毎回の判断が全部ストレスになります。
Q. 揉め事から得たものはあったんですか?
A. 師匠との出会いです。飛び蹴りされた現場の隣で笑ってた人が、その後長く付き合う師匠になりました。最悪の場面って、人の本性が見える場面でもあるんですよね。誰と組むべきかは、そういう時に一番よくわかります。