この日、僕がリゼロを狙ったのには明確な理由がありました。行きつけの店がリゼロを増台して、増台してからというもの、イベントのたびに設定を入れてくる扱いの良さだったんです。そしてこの日が、その増台期間の最終日でした。

増台した店って、「増台しました」っていう札を出すじゃないですか。だいたいどの店も、しばらくしたら札を外して扱いも普通に戻る。でもこの店は札が下がってないままだったんですよ。札が下がってないっていうのは、まだ配分を良くしてますよっていう、暗に示しているイベントみたいなもんなんです。ある意味イベントと一緒なんですよ。しかも最終日で、普段は煽りのないリゼロの告知がLINEで届いてた。最終日に力を入れることが多い店だと知ってたので、これは配分が良くなるだろうと読んで行きました。

抽選はかなり悪い番号でした。それでもギリギリでリゼロを取れたんですけど、残ってたのはラスト2台くらい。ここで適当に座らないのが大事なところで、前日のデータを見比べて、挙動が良さそうな方を取りました。番号が悪い日って、妥協して座りがちなんですけど、残り物の中にも選ぶ根拠は必ずあるんですよね。

打ち始めると、朝イチは負けたんですけど、設定示唆がしっかり出ました。この店は中途半端な設定の使い方をしない店だと今までの傾向で分かってたので、示唆が出た時点で「この台は上」とほぼ確信できた。途中、朝の挙動だけだと「天井まで行くのかな」と思う場面もあったんですけど、数時間打ってると明らかに上っぽいオーラになってきて、やめちゃダメだなと。結果、設定6の確定演出まで出て、見事に的中でした。

面白かったのは、終わってみたら島の全部が設定6だったわけじゃなくて、半分くらいが6だったっぽいということです。周りの台の状況と、打ってた人たちの話を聞き合わせると、6じゃなさそうな台も普通にあった。朝の時点では全台高設定っぽく見えたんですよ。こういう配分って、序盤の上振れ下振れで全台系っぽく見えて、低い方の台に飛びついちゃう人が出るんで難しいなと思いましたね。だから僕は自分の台の判別と、周りの台の情報と、店の癖と、全部を突き合わせて判断します。どれか1個だけで決めると事故ります。

あと、これを言うと意外がられるんですけど、僕は毎回リゼロを狙ってたわけじゃないです。店の状況的に有利な時しか狙ってない。ツモった率が高く見えるのは、狙う日を厳選してるからなんですよ。リゼロは特に朝イチ勝負の機種で、東京だと途中から高設定が空くことはまずない。だから盛り上がってる中で、条件のいい時にだけちゃんと狙う。皆さんもそれぐらい厳選して行けば、勝てる日は結構あると思います。

正直に言うと、当時の僕はリゼロにちょっと飽きてました。通常時をたくさん回さないといけないんで、疲れるんですよ。でも、飽きたなと思えるくらい打ち込むと、台の挙動が体に入って、好きじゃない機種でも狙えるようになる。狙える幅が増えるってことは、チャンスの数が増えるってことです。飽きるまで打つのも、立ち回りのうちだと僕は思いますね。

記事内Q&A

Q. 増台された機種はいつ狙えばいいんですか?
A. 「増台しました」の札が出ている期間、特にその最終日ですね。札が下がってない間は配分を良くしている店が多くて、暗に示されたイベントみたいなものです。店ごとの癖のサンプルを取った上で狙ってください。

Q. 抽選番号が悪かったら諦めるべきですか?
A. 諦めません。僕はこの日ほぼ最後の残り2台から、前日の挙動が良い方を選んで設定6でした。残り物にも選ぶ根拠はあります。番号の悪さを、判断の雑さの言い訳にしないことですね。

Q. 全台系っぽい島で気をつけることは?
A. 序盤の見た目だけで全台系と決めつけないことです。この日も終わってみれば高設定は島の半分くらいでした。自分の台の判別・周りの台の状況・店の癖の3つを重ねて判断してください。