軍資金10万円と原付1台で北海道から沖縄を目指す旅打ち企画で、山口県では先輩ライターの平さんとの一発対決になりました。前夜、ホテルで作戦会議をして「勝つ自信は?」と聞かれたので、僕は迷わず「ありますよ、それはもう」と答えました。
作戦はシンプルでした。普段から通っているタイプのホールが結構いいので、そこでジャグラーを打って勝とうと。平さんは仙台の人ですが、旅打ちで山口に来たこともあるらしいので、この地域を知らないと油断するのは危ないと思って、気を引き締めて向かいました。
当日の朝は、抽選を受けずにいろんなホールの並びの状況を確認することから始めました。特にこれといった情報はなかったので、台数の多い大型ホールに入場して様子を見る作戦に切り替えて、まずは北斗転生から入りました。
前日データが高設定っぽく見えた台があったので確認しようとしたら、もうお客さんが先に座っていました。目視だと全体的に強気っぽかったんですが、出目まで確認できなかったのでちょっと分からない。仕方なく別の台を打っていたら、途中でATがつながって出玉が伸び始めました。
粘るかどうかの判断で一番大きかったのは、強チェリーの出現率です。これがかなり良くて、正直「引っ張られて痛い目を見るんじゃないか」と怖さもありました。でも実際にATも初当たりも引けていたので、もうちょっと粘ってみようと決めました。こういう時、数字だけじゃなくて「今出ている挙動を信じて続けるか、怖くてやめるか」の判断は毎回悩みます。
途中、平さんが結構出してるみたいだという情報が入ってきて、正直かなり焦りました。負けたくない気持ちが強くて、ここで自分が踏ん張らなきゃ話にならないと思って、絶対に勝とうという気持ちで台に向き合い直しました。その後もう1台北斗転生を打って追加で出玉を伸ばして、差を詰めていきました。
終盤、出玉を一度飲まれて追加投資が入ってしまう場面もありました。ここでやめる選択肢もあったんですが、それまでの数値を見て「悪くない、むしろやめる理由がない」と判断して、粘る方に賭けました。夏目が調子良さそうだと聞いて焦った気持ちもありましたが、諦めずに続けました。
最後は夜10時ごろから、設定5ぐらいはあるだろうと感じたハッピージャグラーの台にたどり着けたのが決定的でした。朝から粘っていた北斗転生やバジリスクのゾーン狙い・天井狙いに加えて、高設定も視野に入れて動いていたので、最後にこの台に座れたのは、単なる運というより、それまでの立ち回りの積み重ねだったと思っています。
結果は、投資額を上回る出玉を確保できて、しっかり勝つことができました。平さんとの対決は危なかったですが、最後まで諦めずに粘ったことが結果につながったと思います。ご褒美として向かったうに屋で、白子の豆腐やフグの煮こごり、うにを食べながら、負けていたら本当に嫌だったなと、心の底からそう思いました。
記事内Q&A
Q. 途中で平さんに出されて焦った時、何を考えていましたか?
A. 「ここで俺が勝たなきゃ話にならない」という一点でした。焦りを感じた時ほど台を変える理由を探すより、今の狙いを信じて粘る方を選びました。
Q. 出玉を飲まれた時、なぜやめなかったんですか?
A. 数値を見返して「やめる理由がない」と判断したからです。感情で決めるとブレるので、そこまでの挙動を根拠に残るか決めています。
Q. 山口県のような旅打ち先で意識していることは?
A. 相手が先に来ていて地域を知っているかもしれない前提で油断しないことです。普段のホールの傾向を信じつつ、油断だけはしないようにしています。